4月の有効求人倍率

武藤 崇(むとう たかし)

2009年05月30日 20:33

厚生労働省が先日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は0.46倍と

前月を0.06ポイント下回りました。正社員有効求人倍率は0.27倍となり、

前年同月を0.27ポイント下回りました。新規の求人数は522,317人で前年

同月と比較すると26.5%減となっています。

これを産業別にみると、製造業が55.6%減、情報通信業が39.6%減、サー

ビス業が36.9%減、運輸業,郵便業が34.4%減、卸売業,小売業が27.1%減、

建設業が23.8%減、宿泊業,飲食サービス業が17.1%減、医療,福祉が3.8%

減、教育,学習支援業が3.4%減となっています。

多くの企業が採用を控えている結果が出ています。5月はハローワークの混雑

具合や求人票などからもっと厳しい数字にまるのではないでしょうか。



しかし、現在採用を考えている企業にとっては、たくさんの応募が期待されるので

自社に合う人材を採用するチャンスとも言えます。捉えかたですね。

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