196億円

武藤 崇(むとう たかし)

2009年10月26日 23:23

京都市で社会保険労務士をしている情熱系社労士@武藤です。


タイトルの196億円は、先日厚生労働省が発表した平成20年

4月から平成21年3月までの1年間に、全国の労働基準監督署が

割増賃金の支払について労働基準法違反として是正を指導した

事案のうち、1企業当たり100万円以上の割増賃金が支払われた

金額の合計です。残業時間が減っているからでしょうか昨年対比で

約76億円減となっておりますが、対象労働者は1187人増えて

約18万人となっております。ちなみに労働者一人あたりにすると

約11万円となります。平均から社員が10人いた場合に110万円

の割増賃金が支払われたことになります。


サービス残業に関する労働者やその家族からの相談は多いようですね。

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