労災隠し
今日の新聞でとりあげられていました。
社会保険庁が政府管掌健康保険の診療報酬明細書(レセプト)を調べたところ
本来は労災の対象であるケースが2006年度だけで5万件以上も含まれている
ことが分かったそうです。
労災隠しは、事業主が労災の適用をすることで保険料の負担が増加することや
無事故記録がなくなることで業務受注の機会が減ることを恐れ、意図的に事故を
隠し、通常業務上のケガなどの治療には適用できない健康保険を利用します。
これが今回の社会保険庁の調査により5万件以上が労災の対象であり、このなか
には事業主の意図的な労災隠しが多数含まれているとのことです。
治療費の金額になおすと15億4000万円分ですよ。
今後労災隠しには厳しい処分で対処されるでしょう。
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